« それぞれの歴史 | Main | 蝉の声 »

日本国民はバカじゃない。

民主党が大敗し、自民党が善戦した先の参院選。

 

まだ自民党が政権を担っていた頃から2大政党政治を

目指して頑張ってきた民主党ですが、民主党と自民党

という確かに2大政党政治を可能にしそうなほどに大きな

2つの政党となりました。

 

しかし、その影で今回の選挙は新党も乱立。

 

自民党で厚生労働大臣まで務め、もっとも総理に

したい政治家というアンケートで1位になるほどの

人気だった枡添さんも、自民党を離党し新党を旗揚げ。

 

同じく自民党で党の要職、そして国務大臣を

歴任した与謝野さんも自民を離れ新党旗揚げ。

 

いったいどうした自民党!?

 

と言われても仕方の無いような状況下、

自民を離れて旗揚げされた新党がいまひとつ

結果を残せなかった参院選で、大躍進を

遂げた政党があります。「みんなの党」

 

ネーミングのセンスは賛否両論だと思いますが(笑)、

みんなの党は今回の選挙で非常に多くの支持を受けました。

 

代表は渡辺喜美氏。

 

安倍総理のもとで行政改革・規制改革担当大臣に抜擢

され、その後金融・行政改革担当大臣になるも、麻生政権

時代に自民党を離党し、みんなの党を立ち上げます。

 

みんなの党は先の選挙戦を、このように戦いました。

 

ひょっとするとなんとなく耳に残っている人もいるかと思います。

 

「消費税を上げるまえに、やるべきことがあるだろう。」

 

歳出のムダを無くす。

天下りを根絶する。

国家公務員の人件費カット。

 

などなど。

 

いったい何年同じことを言い続けてるんだろうってくらい、

自民であろうが民主であろうが、同じようなことをもう何年も

聞かされてる気がします。。。。

 

そして今回、また似たようなことを掲げた

みんなの党が大躍進。

 

「似たような」っていう表現をしましたが、みんなの党が

言っていることは素晴らしいことだと思いますよ。

 

国会議員の数を削減するっていうことも、基本的には

与野党関係なく、どの党も賛成なわけです。

 

しかし、これがなかなか進まない。。。。

 

総論賛成、各論反対。って感じなわけですな。

 

ま、国民からすると、もうぶっちゃけどこでもいいから

さっさと言ってることを:実行してくれって気持ちですよ。

 

なんとなく、今回はみんなの党ならやってくれそうな

気にさせてくれましたからね。

 

結局選挙なんて未来を託すわけですから、

そうやって「期待」をさせてくれることが

何よりも大事だと思います。

 

前回の選挙の民主党の大勝は、おそらく

何かが変わりそうな期待をした結果です。

 

しかしながら、なかなか期待通りにことは進まない。

 

国民感情としてはイライラが募ります。

 

前にも書きましたが、何十年もの間、自民党という

ひとつの政党が政権を担い続けてきた日本ですから、

国が進む方向を変えるというのは大変です。

 

それはそれは時間もかかることでしょう。

 

しかーし、そんな余裕をぶっこきながら

見ていられるほど僕らの生活には余裕

なんて無いのが現実。

 

頭ではわかっていながら、どうしても

遅々として改革が進まないことに

イライラが募ります。

 

今回の選挙でみんなの党はキャスティングボートと

なりうるところまできましたからね、それだけの期待を

背負ってるわけですから、永田町に改革の嵐が吹き荒れる

ことを期待しましょう。

 

 

消費税を上げるまえに、やるべきことがあるだろう。

といって大躍進を遂げたみんなの党ですが、意外や意外、

消費税増税に反対か賛成かという世論調査の結果は、

なんと6割の国民が消費税増税に賛成という結果でした。

 

日本国民はあんまり政治には関心がないなんて

思われがちで、無党派層と呼ばれる人たちの動向が

選挙の結果を大きく左右する昨今の選挙ですが、

やっぱり国民はバカじゃない。

 

自分たちの将来や、子供たちのためにどんな

国でありたいかということは、なんだかんだ言い

ながらも考えてるんすよ。

 

増税ってのは、確実に生活に影響を及ぼします。

 

自販機のジュースだって値上げされるんですから。

 

そんなことは覚悟の上で、6割の国民が消費税の

増税には賛成してもいいと言ってるんです。

 

民主党が負けたのは菅総理の消費税発言のせいだと

言う人もいらっしゃいましたし、多少の影響は総理の発言

ですから当然あったと思います。

 

が!

 

ポイントはそこではないということです。

 

国民の半数は痛みを負う覚悟で生きてるんです。

 

ってことは、みんなの党が言ってることがやっぱり

国民感情に一番近いような気がしますね。

 

消費税を上げるまえに、やるべきことがあるだろう。

 

まずはお前たちが痛みをくらえよと。

 

永田町、霞ヶ関のみなさんに国民は言いたいんすよ。

 

文書・通信費に月額100万円ってなんですか?

 

携帯電話の請求額が1万を超えたら、

「高い」ってのがごくごく一般的な庶民の

価値観ですよ。

 

政治にはお金がかかることはわかります。

 

でも僕らの感覚、許容範囲からアリエナイほど

逸脱した費用がかかるのが政治ならば、確実に

初めの設定が間違ってると思います。

 

国民の生活はまったなしですよ!

 

なんて野党の皆さんが叫んでもう何年経つんでしょう。。。

 

当選の会見の席で、どの委員会に所属したいか?

との記者からの質問にもまともに答えられないような

政治家にいったい何が出来る?

 

そんな政治家にも税金からお給料が支払われるんです。

 

勘弁してくれ。。。。

 

「国会議員」=「うらやましい」

 

こんな印象を国民が持つような状況がアウトなんです。

 

実際はかなりハードなお仕事だとは思いますが、

おいしそうなところばかりがピックアップされますから。

 

でもそんなポイントがひとつもなくなれば、

本当に信念のある人しか政治家になりたい

なんて思わないでしょう。

 

政治というのは、理想はそうあるべきだと思います。

 

私財をなげうってでも村人の暮らしを

守る村長でなければ、村人はついて

いきませんよ。

 

でもそんな村長なら、そんな村長がガマンしろと言うなら、

きっと素直にガマンできそうな気がします。

 

世論調査で6割もの人が、消費税増税に賛成

してもいいと言ってることがどういうことなのか、

国会議員のエライ先生方はもっと重く受け止めて

いただきたいものです。

|

« それぞれの歴史 | Main | 蝉の声 »

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/63755/48904466

Listed below are links to weblogs that reference 日本国民はバカじゃない。:

« それぞれの歴史 | Main | 蝉の声 »